運動会が終わり、クラスとしてのまとまりや友達の関係ができてくる時期ですね!寒くなってくると外に出ることが億劫になってきますよね。また、寒い地域は特にですが、霜で凍った地面が暖かくなると溶けて園庭がぐちゃぐちゃに…。寒すぎて外に出られないなんて日もありますよね。
今回は、室内でできる友達と力を合わせたり、一緒に楽しみ集団遊びをご紹介します!年齢に合わせてルールを変えたり、年長では遊びを基に新しい遊びを作るなんていうのも面白いですね♪
変わったのど~こだ・宝探し
隙間時間におすすめプチゲームで紹介したこの2つ!簡単にできてなおかつ楽しい遊びです。年少でもできる遊びですね。
変わったのど~こだは、その名の通り身につけているものや髪型などに変化を付けて変わったところを当てるゲームです。宝探しもほとんどの方が思っているものとほぼ変わりません。詳しい遊び方は、隙間時間におすすめプチゲームの記事をご覧ください!
大根抜き
大根チームと農家チームの2チームに分かれます。大根チームは、円になり腕を組んでうつぶせに寝ます。農家チームは、大根チームの足を持ち引っ張って大根を抜きます。時間内に、全ての大根が抜けたら農家チームの勝ち、残ることができら大根チームの勝ちです。
ルールとしては、大根チームは足で蹴ったり、ばたつかせて逃げたりしない。農家チームは叩いたり、つねったりしないことを伝えます。他にも遊んでいる中で危険だと思うことがあればその都度足していってもいいですね。
この遊びは、対大人や対中学生と行うのも面白いですよ!中学生の体験授業時にふれあい遊びとして行って見るのはいかがでしょうか?
だるまさんが転んだ・だるまさんの一日
みなさんご存じだるまさんが転んだです。1人が鬼になり、逃げる人たちは一列に並びます。鬼が後ろを向いて「だるまさんがころんだ」と言っている間のみ動くことができ、鬼に近づきます。鬼が振り向いたと同時に動きを止め、固まります。鬼は動いている人を見つけ、動いた人は捕まえます。鬼に逃げる側がタッチすると捕まっていた人と逃げる人は鬼から離れます。鬼の「ストップ」掛け声で動きを止め固まります。タッチした人に何歩動いてか尋ね、その歩数分逃げている人に近づき、一番近い人にタッチし、タッチされた人が鬼になります。
以上が通常のだるまさんが転んだですね!このだるまさんが転んだからできたのが、だるまさんの一日です。鬼はだるまさんが一日に行う動作を言います。例えば「だるまさんがご飯を食べた」と鬼が行ったら、逃げる側はご飯を食べている形で止まります。この時も動くのではなく、その形で止まります。鬼は、動いている人・ご飯を食べているポーズをしていない人をつかめます。
一日なので、ご飯を食べる、お風呂に入る、寝る、トイレに行く、テレビを見るなどの日常生活やボールを蹴る、本を読む、歌うなどの遊びも面白いですね!さらに、○○先生になった、消防士になったなどの変身系も楽しめそうです。
じゃんけん列車
こちらも定番ですね。じゃんけんをして負けた人が勝った人の後ろにつき、肩や腰をもって列車のように長く連なる遊びです。
私はよく、最後の一人が終わったら先頭の子は先生と勝負できるようにして最後の対決をしていました。するとじゃんけんで負けた子たちも必然的に先頭の子を応援する方になっていて、子どもたちは凄いな感心していました。先頭の子が負けた際は、大人げなく思われるかもしれませんが、思いっきり喜んでいましたねww先頭の子が勝ったとこには拍手を送っていました。また、一番最後の末尾にいる子にも拍手を送っていました。先頭だけがいいのではないこと、一番最後ってついて行くだけでも大変なことをして欲しいと思いその二つを特典として行っていました。
じゃんけん列車の音楽は、「ドドドドミソミド」の「じゃんけん列車」と「ドドードミードレミファ」の「かもつれっしゃ」の二つの曲を使っていました。ピアノが苦手という方はCDなどを使うのもいいですね!
椅子取りゲーム
続いてもお部屋の中では定番の椅子取りゲームです。椅子を外向きで丸く並べ、音楽が流れている間椅子の周りを歩き、止まったら椅子に座るというゲームですね!
年少や2歳児さんが行う際は、椅子を減らさずに音楽が止まったら、椅子に座ることを楽しめるようにするといいですね。年中や年長は、楽しめるようになってきたら、椅子を減らしていってみましょう。減らす際も1つにしたり2つにしたり変化を加えると楽しくできそうです!座れなかった子は、応援係にしたり、音楽を止める係もいいですね♪
遊びが白熱してくると喧嘩や怪我が起きやすいゲームですので、1つの椅子に2人になってしまったらどうするかなど話あう時間を作るのも大切です。
ピアノが好きな先生はピアノで強弱をつけて行うとより面白いですね。苦手な方は、CDでいいと思いますよ!また、集団遊びが苦手なお子さんには、CDを止めたり流したりすることで参加できるようにするのもいいですね♪
フルーツバスケット
椅子を内向きで丸く並べ、真ん中に鬼が立ちお題を言います。お題に合う人は椅子から立ち上がり、今座っていたイスとは違う椅子に移動します。お題に合わない人が立ってしまっても、同じく椅子を移動します。座れなかった人が次の鬼になります。鬼が「フルーツバスケット」と言ったら、全員が移動します。
年少さんで行う時は、動物や車、色、果物などのカードを作る首から下げるとやりやすいです。私が幼稚園で勤めていた時は、よく英語の活動時にも行っていました。年齢が上がってきたら、身につけているもの、食べたもの、好きな物などで行っても面白いですね。
鬼がやりたくてわざと座らない子が出てきた時は、「3回やったら、先生からのぎゅーね!」「5回やったら、先生からのちゅーね!(本当にはしませんよ?💦)」と回数を制限して行う時もありました。他にも、鬼を2人にして相談して決めるようにしてお友達と協力する時もありましたね。
ボール運び
みんなで協力するゲームも紹介していきましょう!用意するのは、さまざまな大きさのボール。2列に分かれ縦に一直線に並びます。まずは、頭の上からボールを次の人に回します。最後の人まで来たら、次は足の間から前の人に渡します。1番前の人に早く戻せた方の勝ちです!
他の動きとして、行きは右から帰りは左からにしたり、行きを足の間から帰りを頭の上からにしたりと動きに変化を加えることができます。声を掛け合うことで、みんなで力を合わせることを楽しめます。また、体を大きく動かすようにすることで、寒さで固まりがちな体をほぐすこともできますね♪
風呂敷やコーンを使えば、リレー形式のボール運びもできます。風呂敷がなくても、お腹とお腹、戦火と背中、両手を繋いでなどいろんな方法で遊ぶことができますよ!コーンがなければ、椅子で代用できますね!
ボール運びは簡単ですが、ボールの大きさやルール、使うものによって難易度は変えられるので、教材研究してみてくだい!親子レクや運動会の保護者競技として行うのも面白いですね♪
かごめかごめ
伝承遊びもご紹介しましょう!まずは、かごめかごめです。円になり、真ん中に鬼が座ります。鬼の周りを、歌に合わせて歩き歌の終わりと同時に止まります。鬼は、自分の後ろに立っている人の名前を当てます。ヒントが欲しい時は、「ねずみの一声鳴いとくれ」と言い、鬼の後ろに立っている人が「ちゅう」とねずみの鳴きまねをし、鬼はその声を頼りに名前を当てます。当たったったら、鬼と名前を当てられた人が交代します。
歌は「かごめ かごめ かごのなかのとりは いついつであう よあけのばんに つるとかめがすべった うしろのしょうめんだあれ」
鬼の後ろがわかりにくい場合には、声には出さずに誰が後ろか確認しておくといいですね。後ろに行きたいからと急ぎ足になったり、押したりなども起こりやすいので注意しながら行いましょう。
あぶくたった
次は、あぶくたったです。こちらも歌に合わせて動きをつけて遊びます。円になり、真ん中に鬼が座ります。歌に合わせて手を繋いで振ります。「あぶくたった にえたった にえたかどうだか たべてみよう」で鬼に近づき食べる真似をします。「まだにえない」で後ろに戻りも一度歌います。3回目は「もうにえた」で「戸棚にしまって鍵をかけてガチャガチャガチャ」戸棚にしまう真似と鍵をかける真似をします。その後も歌に合わせた動きをし、寝たふりをします。
鬼は「とんとんとん」と戸を叩く音を真似し、「なんの音?」と返します。鬼は「風の音」「車の音」「電車の音」「おばけの音」など好きなものを言います。「風の音」などの時は「あぁよかった、眠りましょう」とまた寝たふりをします。「おばけの音」と言われら散らばって逃げ、鬼は1人捕まえ後退します。
歌「※あ~ぶくたった にえたった にえたかどうだかたべてみよう むしゃむしゃむしゃ ①②まだにえない ※ ③もうにえた 戸棚にしまって鍵をかけてガチャガチャガチャ ご飯をたべてモグモグモグ お風呂に入ってごしごしごし お布団引いてテレビを消して電気を消して ねむりましょう」
なべなべそっこぬけ
こちらは力を合わせる遊びです。2人からできるなべなべそっこぬけですね!歌に合わせて、手をつないだまま、向かい合わせから背中合わせになり、もう一度歌に合わせて戻る遊びです。手が離れてしまったら失敗ですね。
歌「なべなべ そっこぬけ そっこがぬけたら かえりましょう」
2人から3人へ、3人から4人へと人数を増やしてみましょう!場所も選びませんし、準備も必要ないのでトイレや手洗いから戻ってくるまでの時間や、行事の待ち時間などに簡単に取り入れられますね♪
ハンカチ落とし
ハンカチ1つでできるハンカチ落とし!簡単なのに面白いですよね。円になって座り、両手を後ろに出して目をつむります。鬼はハンカチを好きな人の手の上に乗せ、一周円の周りを歩いてハンカチを落とした人が座っていた場所に座ります。ハンカチを落とされた人は、鬼が座るまでタッチできたらセーフ。鬼が先に座ったら鬼が変わります。
室内で行う際、走ると危険な広さの場合は歩くというルールが必要かもしれませんね。子どもの年齢によっては、ハンカチではなくぬいぐるみなどを代用するとやりやすいですよ!
私が年少の担任をしていた時に、実習生がハンカチ落としをクラスの子どもたちにおろしてくれて、しばらくクラス内でハンカチ落としブームが起こりました!
まとめ
おすすめの集団遊び~室内編part1~いかがでしたでしょうか。知っている遊びも多くあったと思います。知っていても忘れてしまうのが人間。今回知った遊び、思い出した遊びいろいろあると思います。
寒くなってくるこれからの季節。室内で過ごす時間も増えてくることでしょう。運動会を通してクラスとしてのまとまりも出てきていると思うので、集団遊び取り入れてより友達との関わりを増やしていきましょう!
横割りクラスで、遊ぶことで学年間のまとまりもできてくると思います。年少から年中へ、年中から年長への進級に向けて、年長の園での思い出作りに集団あそびを取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。では、またお会いしましょう!
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